ネイティブスピーカーには当たり前のようなことばが学習者には??のような場合が
多いようです。
先週の火曜日の授業(ソガン3A4課)で、家を訪問した時の会話を勉強しました。
訪問先の友人宅に入るときの決まり文句が紹介されています。
주인: 어서 오세요.
いらっしゃいませ。
손님: 초대해 주셔서 감사합니다.
ご招待ありがとうございます。
주인: 바쁘신데 이렇게 와 주셔서 감사합니다.
お忙しい中、お越しいただきありがとうございます。
손님: (선물을 건네주면서) 저, 이거......
(手土産を渡しながら)あの、これ……
주인:① 뭐 이런 걸 다 사오셨어요?
*( )
손님: 별거 아니에요.
つまらないもので、すみません。
以上ですが、①の文章を日本語に訳してみて下さい。
一見주인が「なぜこんなものを買ってきたのか」と文句を言っているような気がしませんか?
直訳すると、「何をこんなものまで買ってきたのですか」です。
주인が言いたいのは「お気遣いありがとうございます」です。
この場合の다は「軽い驚き」や「改まった気持ち」を表すと言えるでしょうか。
▶それでは副詞の다の使い方を考えてみましょう。
「1」すべて、全部、すっかり、いずれも、どれも
올 사람은 다 왔다. 来る人はみんな来た。
딸이 셋 다 시집을 갔다. 娘が3人とも結婚した。
「2」ほとんど(ある限度に達した)
신이 다 닳았다. 靴がボロボロにすり減った。
다 왔습니다. (電車やバスに乗って)目的地にそろそろ着きます。
「3」 また~、~までも、一体、~なんて
(軽い驚き、不快感、改まった気持ち、皮肉、強調などを表す語)
원, 별사람 다 보겠군. まあ、おかしなやつもまたいたもんだ。(不快感、皮肉)
선생님께서 여길 다 와 주시다니 정말 영광입니다.
先生がこんなところにまで来てくださるなんて本当に光栄です。(軽い驚き)
否定的に述べる語
비가 오니 소풍은 다 갔다.
雨が降っているから遠足はもうだめだね(行けないね)。
저렇게 놀고만 있으니 시험은 다 봤다.
あんなに遊んでばかりいるから試験はもうだめだね。
いかがでしたか?
「다」も結構いろいろな使い方があるのですね。
▶では、次の文章を日本語に訳してみてください。
①
우리 형편에 자가용이 다 무어냐.
②
시도 때도 없이
간식을 했으니 너 이제 밥은 다 먹었다.
③
식량이 떨어졌으니 이제 다 죽게 되었다.
コメントの方よろしくお願いいたします。
그럼 오늘도 행복한 하루 되세요.
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